この記事では金属製のカードとして知名度が高いラグジュアリーカードチタンを紹介します。
マスターカードの最高峰”ワールドエリート”の称号が付与されているこのカードはどのような物なのでしょうか。見ていきましょう。
ラグジュアリーカードチタン
皆さん、このカードラグジュアリーカードチタン見たことありますでしょうか?特典も多いこのラグジュアリーカードですが、最近は駅とかでこの広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか?しかし、ん?っと思った方もいると思います。そうです、最近カードのデザインが変わったのです。
縦型の新デザインへ
2021年12月から順次発行されるカードは縦型のデザインにリニューアルされました。金属製のカードで縦型のデザインはラグジュアリーカードが世界初だそうです。
横型の時に券面にあったカード番号や名前、有効期限などは全部裏側に記載されるようになり、券面にはラグジュアリーカードのロゴとマスターカードのロゴのみになって大分シンプルになりました。
皆さんは新デザインと旧デザインどっちがかっこいいと思いますか?
ラグジュアリーカードの歴史
それでは、ラグジュアリーカードの歴史を振り返っていきましょう。
ラグジュアリーカードは今から遡ること14年前の2008年に実業家のスコット・ブラムさんによって作られました。当時のスコットさんが”自分に合うクレジットカードがない”と思い、ブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーを設立したのが始まりです。
凄いですね、気に入ったカードが無いから作ってしまおう!って感じで作ったんでしょうか。
金属製のラグジュアリーカード
そうした背景で設立されたラグジュアリーカードですが、なんと発行されてる全てのカードが金属製です。他社でも金属製のカードを発行しているところもありますが、発行しているカード”全て”が金属製のみというのはラグジュアリーカードだけだと思います。
金属製なのでテーブルなどにカードを落とした時にはキレイな金属音がします。この金属音はアメックスが発行していたセンチュリオンカードチタンと似てる感じの音です。落とした音だけ聞いたら誰もクレジットカードだとは思わないでしょうね。
ラグジュアリーカードが日本へ上陸
そうしてアメリカで設立されたラグジュアリーカードがいよいよ2016年に日本へ上陸しました。日本ではアプラスから発行されています。
それではこのラグジュアリーカードがどのような物なのか見ていきましょう。
ラグジュアリーカードチタンの年会費
まず気になるのはこのラグジュアリーカードチタンの年会費。その年会費はなんと、55,000円(税込)
さすが金属製のカード。ラグジュアリーと言われるだけあって年会費も高額ですね。と言ってもラグジュアリーカードの中でこの”チタンカード”が一番年会費が安く設定されているんですけどね。
ラグジュアリーカードチタンのメリット
これだけの高額な年会費ですから特典も豪勢なのが多いはずです。それではラグジュアリーカードチタンの特典そしてメリットを見ていきましょう。
ステータス性
ラグジュアリーカードチタンなのですがメリットは何と言ってもそのステータス性です。
これだけの高額な年会費ですからカードを持つための敷居も高いということになります。しかも金属製のカードで重さもプラスチックのカードの何倍もありますから。
クレジットカードに詳しくない人でもこのカードに触れればその高級感は十二分に伝わると思います。私もこのカードで支払いをした時には驚くようなリアクションをする人達に遭遇したことがあります。
よくあるリアクションは
『これクレジットカードですか?』
『重いですね〜』
『初めて見ましたぁ〜』
このようなリアクションをしてもらえると少し嬉しいような気分になりますね。
金属製のチタンカード
これは当然ラグジュアリーカードの最大限のメリットではないでしょうか。
チタンカードの表面はブラッシュド加工ステンレスを採用し、裏面にはカーボン素材が使われています。耐久性も高く、この1枚のカードに57に及ぶ特許が持ち入られています。
その洗礼されたデザインはJ.P Morgan Reserveのクレジットカードを彷彿とさせるのではないでしょうか。最初にラグジュアリーカードチタンを手にしたときに感じる金属製カードならではの重さに驚かれると思います。
ラグジュアリーカードチタンの特典をピックアップ
ラグジュアリーカードチタンの特典は魅力的なものが多いです。ここでいくつか代表的な特典をピックアップします。
- 映画GIFT
- 美術館の無料鑑賞
- スーパーカー・カーシェアリング
- 世界中で使える旅行特典とサービス
- ラグジュアリー・ダイニング
- ラウンジアワー
6つの特典をピックアップしました。一つずつ見ていきましょう。
映画GIFT
まずは映画GIFTです。
これは対象の映画館で1,200円以上のチケットをラグジュアリーカードチタンで決済すると映画チケットを1枚無料で貰えます。毎月の貰えるチケットの枚数に限度はありますが、映画1本分の料金で2本見れるので映画好きの方には良い特典ではないでしょうか。
美術館の無料鑑賞
これはそのまま、無料で対象の国立美術館を観れるというもの。有名なとこでは下記の美術館が有名じゃないでしょうか。
これを機に美術館に行かれたことがない方も足を運んでみたらいかがでしょうか。
- 国立西洋美術館
- 国立国際美術館
- 東京国立近代美術館
スーパーカー・シェアリング
これはなかなかラグジュアリーな特典ではないでしょうか。Club Veloctiaという会社があるのですが、ここに依頼するとポルシェやランボルギーニなどのスーパーカーをラグジュアリーカード会員限定の優待価格で提供してもらえます。
車の他にもプライベート・ヘリコプターやヨットのシェアまであるみたいです。これもラグジュアリーカードのイメージにピッタリ合いますね。
世界中で使える旅行特典
これは他のカードの特典でも受けれるかもしれませんが、ラグジュアリーカードのコンシェルジュを通して旅行やホテルを予約すると特別な特典を受けることが出来ます。
代表的なものは
- 朝食無料
- アーリー・チェックイン
- レイト・チェックアウト
- 部屋のアップグレード
- ルームサービスで使えるホテルクレジット
ラグジュアリーダイニング
これも他のカードの特典で見られる物ですね。対象のレストランで対象のコースを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料になります。
これは上手く使えば年会費の元が取れそうですね。
ラウンジアワー
これは個人的におすすめの特典です。
対象のホテルのバーで優待が受けれるのですが対象のホテルがどれもこれも高級なホテルばかりです。
- アンダーズ東京
- ザ・キャピトルバー
- ザ・ペニンシュラ東京
- マンダリン オリエンタル ホテル 東京
どれもラグジュアリーなホテルですね。このような時こそラグジュアリカードの力の見せ所です。
例えば
アンダーズ東京では
20時以降にかかる一人2,000円のカバーチャージが無料になります。
そして、窓側席へ優先的に案内してもらえます。
上記の例ではアンダーズ東京を例に出しましたが他のホテルでもこれと同等の優待が受けれます。
お一人の時でも、恋人とご一緒の時でもリラックスしたい時などにこの優待を使用されてみてはいかがでしょうか。優雅なひと時を過ごす事が必ず出来ると思います。
ラグジュアリーカードチタンのコンシェルジュ
ラグジュアリーカードの代名詞とも言えるサービスがコンシェルジュです。24時間365日休みなくいつでも対応しております。航空券・列車の予約、レストランの検索・予約、ホテルの予約、ギフトの相談 etc…必要とあれば何でも相談出来ます。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは逸材!
昨今クレジットカードでもコンシェルジュサービスが付帯してるものは数多く存在しますが、ラグジュアリーカードはその分野で際立っています。
例えば通常他のクレジットカードでコンシェルジュに電話すると基本的にまずは自動音声に繋がります。そしてそこから該当する番号を選び国内または海外を選択して、その後ようやくオペレーターに繋がります。
時間に余裕がある場合などは良いかもしれませんが、少し急いでる時なんかは手間ですよね?しかも番号を選び終わってからオペレーターに繋がるまで待たされる場合もあります。最長で10分以上待たされる場合もあります。
しかしこのラグジュアリーカードは違います。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュはオペレーターに直通!
ラグジュアーカードのコンシェルジュは他社と違ってオペレーターに直通で繋がります。これは意外と凄いことでクレジットカードでこのサービスを提供してるのはラグジュアリーカードぐらいではないでしょうか?
煩わしい番号入力もなく、どの要件でも直にオペレーターさんに繋がるので自分の依頼する内容がその番号(デスク)に当てがまるか気にする事もなく依頼出来ます。実際に依頼するときに自分の依頼内容がどのデスクに当てはまるか考えるのが意外と面倒です。
基本的にコンシェルジェに電話するときに選べるデスクは3種類の場合が多いです。
- ホテルの手配
- 航空券の手配
- ギフトの手配
自分の依頼が上記に当てはまる場合は良いんですが…
- 空いてる駐車場を探して欲しい
- すぐ手配できるレンタカーを探して欲しい
- 某コンサートのチケットを手配して欲しい
上記の場合はどうでしょうか?番号選びに困りますよね?
でもオペレーターに直通ならば問題ありません。電話をかけて出たオペレーターさんに直接依頼内容を伝えるだけで済むので大変便利です。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュはNOと言わない!
“Noと言わないコンシェルジェ”
この言葉聞いたことある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
コンシェルジュサービスのキャッチコピーみたいな物ですが、当然ラグジュアリーカードもこれをコンセプトにしているものだと思われます。最近はコンシェルジュに依頼をしても断られるケースも増えてますが(恐らく会員が昔と比べて増えたため)ラグジュアリーカードは少し違います。
他のカード会社のコンシェルジュに断られてた案件をラグジュアリーカードには受けて貰えた!などと聞く声が多いです。
私自身も今までラグジュアリーカードのコンシェルジェに断られたことは無いです。流石に無茶苦茶な依頼は断られると思いますが、ある程度の常識の範囲内の依頼なら何でも受けてくれる印象です。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュにはメールで依頼できる!
これはラグジュアリーカード独自の突質しているサービスだと思います。なんとコンシェルジュに初回からメールで依頼出来るんです。
これも革新的なサービスです。
なぜならば基本的にコンシェルジュに依頼するときは最初に電話で依頼することが鉄則です。その後に依頼の回答をメールで貰ってそのメールに返信していくことは通常出来るんですが、ラグジュアリーカードのコンシェルジュは最初の電話をスキップしてメールで依頼出来ます。
これは他社にはないサービスになっております。これなら電車での移送時や電話が出来ない時にサッとスマートフォンのメールで依頼出来るので大変便利です。電話が苦手な方や、電話してまで依頼するような内容では…なんて時も気安くコンシェルジュさんに依頼出来ると思います😊
ラグジュアリーカードチタンのデメリットは?
さぁここまではラグジュアリーカードチタンの特典やメリットを見てきましたが、やはり良い点もあれば悩ましい点もある物です。どんなデメリットがあるのでしょうか。見ていきましょう。
年会費が高額
やはりまず大きいのがラグジュアリーカードチタンの年会費の部分でしょうか。55,000円というのは他社のプラチナカード以上の値段に匹敵します。近年は年会費無料で非常に良いサービスが付帯してるクレジットカードも多いですから、この金額は一番のネックになると思います。
金属製カードが利用出来ない場所がある
ラグジュアリーカードチタンのデメリット2つ目は、金属カード故に使えない場面もあるということです。
最近では金属製のカードも発行が増えてきたということもありますので使えない場所はあまり無いですが、それでも使えない場所も完全に無いわけでは無いので、プラスチック製のサブカードを持ち歩かなければいけないことです。
ATMでのキャッシングが不可
ラグジュアリーカードチタンのデメリット3つ目は、国内でのキャッシングサービスがテレフォンキャッシングかネットキャッシングのみというとこでしょう。キャッシングサービスをよく利用される方で、急にキャッシュが必要になった場合などコンビニや銀行のATMで引き出せないので不便に感じるかもしれません。
しかし海外ではMastercardおよびCirrusのマークのあるATMで現地のキャッシュを引き出せますので安心です。
まとめ
ラグジュアリーカードいかがでしたでしょうか?
年会費が高額な分、煌びやかで多彩なサービスや特典が用意されています。上手く特典を利用していけば年会費の元も取れるのでは無いでしょうか?
それと一つ上のラグジュアリーなサービスを経験してみたい方は一度申し込んではいかがでしょうか♪
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